The Casuarina Tree
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パスポート更新手続き
【2006/10/31 22:25】 日記
 住民票異動完了を受けて、早速パスポートの更新手続きをする。

 かねてからウラジオストックへ行こうと画策していたのだが、ロシア大使館のビザ取得に2ヶ月ぐらいかかるらしいのでパスポートの期限切れがあと半年に迫っていた今年は断念せざるを得なかった。

 受け取りは11月8日……って、大事な予定とバッティングしているのだが大丈夫か。

本日付で、正式に東京都民に成りました
【2006/10/30 18:07】 日記
 パスポートの居所申請が東京都では不可能である関係から、上京時は健康保険の関係で見送っていた住民票の移動を完了。これで来年の統一地方選から都内で投票することに。

どうだ? ルッピーランドにいきたくなっただろう?
【2006/10/29 13:22】 日記
 ルッピーランドをクリア(エンディングは2種類とも見た)。

 終盤の展開は大方、予想していた通りだったが最終決戦のあたりは色々と深い意味が込められているように見受けられる。

ルッピーランド攻略間近
【2006/10/28 05:40】 ゲーム
 発売日に買ってから細々と続けていたルッピーランドがようやく佳境。
 しかし、これが15万本も売れるあたりにゲーム業界の裾野の拡大を感じる。いつの間にか「チンクルライン」なんて物まで出来てるし。

「軍票」の効果のほどは?
【2006/10/27 23:30】 ゲーム
 都内で友人と会食。
 話題の中心はやはりと言うかPS3の「軍票」に集中するが、下手すると赤字国債並みに危険な代物かも知れず。

 しかし「ソニー爆弾」の方は遂に負傷者が出てしまったのか。

ソニー製充電池搭載、富士通のパソコンから発火(読売新聞・2006.10.27)

生産出荷台数から受注台(枚)数へ
【2006/10/26 22:19】 ゲーム
 実売ならぬ「生産出荷」なる用語を使っているのはソニーと農家ぐらいと囁かれる中。

ソニー:PS3、年度内600万台出荷「難しくない」(MSN毎日インタラクティブ・2006.10.26)
年末商戦でPS3は品薄に陥る可能性が高い。大根田CFOは会見で、商機を逃さないよう対策としてPS3と交換できるクーポンを販売することを明らかにした。PS3はソニー復活をかける戦略商品だが、任天堂がより低価格の「Wii(ウィー)」発売を予定するなど環境は厳しく、ゲーム誌大手のエンターブレインは、年度内の販売は413万台にとどまると予想している。
 ……もはや前人未踏の「受注台(枚)数」の領域へ突入デスカ?

 と言うより「軍票」とか「破綻寸前の英会話学校が乱発する講義用チケット」とか。

FireFox 2.0
【2006/10/25 23:21】 PC・ネット
 自動的に別タブを開かなくなったのが少々面倒臭い。

FireFox 2.0 ダウンロード


困惑
【2006/10/24 23:32】 日記
 週末からの一時帰省でパスポートを更新しようと思ったら、交付までに6日必要でしかも本人しか取りに行けないことが判明。東京都の居所申請も使えないらしいので、住民票移すしか無いのかorz

再び、河北新報から
【2006/10/23 16:53】 著作権延長問題
著作権保護 文化育成につなげたい(東京新聞・2006.10.23)※中日新聞・北陸中日新聞も同文

 2年前はあれだけ舌鋒鋭く著作権法改悪に反対した東京(中日)新聞も今回は他の全国紙と同様の「様子見」ムードから入っている感が有る中、法案提出前から「輸入権はおかしい」の声を挙げていた東北の雄・河北新報がまたやってくれた。

著作権70年/「知の共有」には“過保護”だ(河北新報・2006.10.23)

知財系BLOG運営者会議(第4回)
【2006/10/22 23:59】 知的財産
 出席予定者が1名来なかったのを除き、特にトラブルも無く終了。

 最初に「知財系BLOG運営者会議」の名称で開催するのは今回が最後であることと今後の方針について説明。後は、筆者が現時点で知っている限りのことを語り尽くした。出席者から「この場で語ったことを文章化してみてはどうか」とアドバイスされたので、順次このBLOGで書くことにする。

GK大臣が「ソニー爆弾」に初コメント
【2006/10/21 03:02】 官公庁・行政
 ようやく全世界規模で大問題になっている「ソニー爆弾」にGK大臣がコメントしたそうである。

「技術のソニー、どうしたことか」甘利経産相が苦言(asahi.com・2006.10.21)
 経産省は現在、ガス瞬間湯沸かし器による一酸化炭素中毒事故をきっかけに、消費生活用製品安全法の改正案を国会に提出するなど、消費者保護に力を入れている。甘利氏は「重大事故になっていないのが幸い。技術的な問題を一刻も早く解決し、ブランドを早く取り戻してもらいたい」とも述べ、信頼回復を急ぐよう求めた。
 あー、白々しい。

 しかし、市井で暴れ回っているGKと同じようにGK大臣に対しても「呪詛返し」が炸裂してしまった時のことを考えると(((( ;゜Д゜)))ガクブクブルブル

(8:48追記)読売の社説もキタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!

 って言うか最近の読売はソニー批判に力入れ過ぎてないか?

 そういや接待ゴルフも読売が第一報か。どうも前から世耕氏を嫌っているフシは紙面上から見受けられたが、明日の補選を意識してこの時期にぶつけたのか?

(21:45追記)産経の社説もソニーだった。
 忘れてはならないのは、ソニーのイメージダウンは、日本全体のマイナスになるということだ。ビジネスの舞台が世界中に広がり、グローバル企業を標榜(ひょうぼう)しようが、海外の人は「SONY」マークの背後に日本の存在を見ているのである。経営陣はブランドの重みをしっかりと受け止め、復活を誓ってほしい。
 いや、もう資本的には日本企業じゃないけどな。

 佐伯↓
そうですね。例えば、我々SCEは、名前の通りソニーなんですよ (笑) 。今、あの世界的企業ソニーも日本不況の影響をモロにくらっている訳なんですが (笑) 、その赤字分を我々 (SCE)が埋めてあげているといった状況にあるんです。これ、結構すごいことでしょ (笑) 。
 で、考えてみて下さい。もしもの話ですが、もしソニーが潰れてしまったらどうなると思います? 間違いなく日本経済に深刻なダメージを与えますよね。下手したら、日本そのものが破綻してしまうのかもしれないのです。そのような危機的状況を誰もつくりたくはありませんよね。だから、我々はサードさんにこう言っているのです。PS2に参入して下さいと。PS2に参入し、日本経済を救いましょうと。他のハードに参入したところで、ただの一企業の利益を上げるだけ、もしくは、米国の企業の利益を上げるだけなんですよと

(週刊プレイボーイのインタビューより)


1911年発行のブリタニカ百科事典より
【2006/10/20 03:04】 著作権延長問題
ブリタニカ百科事典(The Encyclopaedia Britannica)の1911年版は既に(メキシコとコートジボワールが相互主義を取っていれば、だが)全世界でパブリックドメインとなっておりインターネット上で全文が公開されている(但し、タイトルは商標上の問題から「Classic Encyclopaedia」となっている)。

その中から「Copyright」の項目を紹介する(抄訳、特に注記の無い場合は個人の死後)。
1887年のベルヌ条約原加盟国・地域‥イギリス、ベルギー、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、スイス、フランス領チュニス(現在のチュニジア)、ハイチ

1893年までに加盟した国・地域‥ルクセンブルグ、モナコ、ノルウェー、日本、オーストリア・ハンガリー帝国

1911年現在オランダ、ロシア、米国は著作権法を制定しているが条約未加盟

イギリス:50年
カナダ(英自治領):28年
オーストラリア(英自治領):50年
ニュージーランド(英自治領):28年
喜望峰自治領(現在の南アフリカ):個人の死後5年または公表後30年のどちらか長い方
オーストリア・ハンガリー帝国:30年
ベルギー:50年
フランス:50年
ドイツ:1830年の制定時は発行後10年。しかし、シラー・ゲーテ・ヴィーランドなど特に名高い著作者の作品は特例により発行後20年保護された。1845年、著作者個人の没年を起算点とする方式に改められると共に、没後30年に延長される。
ギリシャ:発行後15年
オランダ:50年
ハンガリー:50年
イタリア:個人の死後または発行後40年。以後は、毎年印税の5%を国庫に支払うことで40年を上限に延長可能。
日本:30年
ノルウェー:50年
ポルトガル:50年
ロシア:50年
スペイン:80年
スウェーデン:50年
デンマーク:50年
スイス:30年
トルコ:発行から著作者個人の死亡当年まで、或いは発行後40年のどちらか長い方。
米国:著作権局への登録から28年、著作者本人が希望すればさらに14年延長可能。
 取り敢えず、現在のベルヌ条約で採用されている50年と言う数値の原形はこの頃に出来上がっていることが見えて来る。しかし、スペインが当初から(平均寿命が突出して長かった訳でも無いのに)80年と言う現在の基準から見ても飛び抜けて長い期間を採用していた理由は残念ながら書かれていない。

零士はメキシコに帰化すべきだ
【2006/10/19 20:31】 著作権
 著作権はメキシコと同じ個人の死後または法人の公表後100年が理想だと公言して憚らないが、その根拠は明かさない零士がまた騒動を起こしているらしい。

槇原敬之に「999」盗作騒動(スポーツニッポン・2006.10.19)

 結論から言ってしまうと、今回の歌詞のフレーズが「言語の著作物の翻案」に当たるかどうかはかなり怪しい感じがする。江差追分事件(2001年6月23日・最高裁第一小法廷判決)の場合「既存の著作物に依拠して創作された著作物が,表現それ自体でない部分又は表現上の創作性がない部分において既存の著作物と同一性を有するにすぎない場合は,言語の著作物の翻案に当たらない」と判示されている訳で、後は零士の持論である「世界で自分1人しか書けないという作品」にこのフレーズが該当するのかどうかと言う不毛な争いに終始するだけではないのかと。

 そもそも、さんざっぱら突っ込まれている通り宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」の存在無くして「銀河鉄道999」が描かれたのかと言うと非常に疑わしく、999はまさに「既存の著作物に依拠して創作された著作物」ではないのか(しかも、少年キングに連載開始された1977年はまだ宮沢の没後50年ではない)と言う点を突かれると、零士側は非常に弱いのではなかろうか?

まだまだ燃え盛っております
【2006/10/18 00:33】 事件・世相
 日本の電子産業の屋台骨を揺るがす一大不祥事に発展した責任をどう取るつもりなのかね。GK大臣はリーダーシップなど取らないだろうし、業界内でカタを付けるしか無いのか。

JEITA、ソニー電池問題で特別委設置「数週間以内に原因究明」(IT Pro)

コンテンツ専門調査会・企画ワーキンググループのパブコメ結果
【2006/10/17 11:04】 知的財産
コンテンツ専門調査会企画ワーキンググループにおける意見募集の結果について

 90件。今年の春みたいに特定組織票が大量動員されなかったこと自体は良いとしても、この数字は相変わらず世間の関心が薄いことを示している。来年春の本戦までにどこまでボルテージを上げられるのだろう。

GK大臣(の古巣)、いよいよ年貢の納め時か
【2006/10/16 09:56】 事件・世相
東芝、ソニーに賠償請求へ・パソコン電池回収(日本経済新聞・2006.10.16)

 そう言えばPS3発売までもう1ヶ月を切ったんだな。

産経の社説
【2006/10/15 16:14】 著作権
動画投稿と著作権 多様な視点で議論尽くせ(産経新聞・2006.10.15)

 そう言えば、産経の社説を取り上げるのはプロ野球再編問題の時以来だ。

 YouTubeに対して諦観と言うか実利を取る方向へ議論が流れ始めているのは明らかで、かれこれ3年ぐらい議論しても相変わらずまとまらないWIPO放送権条約の行方がさらに混迷するのは避けられそうも無い。
 それにしても、著作権延長問題について
 著作権者の利益は厳格に守られなければならない。他国との調和も重要だ。ただ、激しい時代の変化の中で、守勢に回るばかりでなく、どうすれば権利者も積極的に利益を得られるかを考えてもいいのではないだろうか。

(中略)保護期間の延長問題も同様だ。絶版になって入手が難しかった過去の名作が、保護期間終了を機にネットで紹介され、脚光を浴びている例もある。

 ネットの急速な進化は法律家や著作権者が想定できなかった著作物の活用法を生み出した。それらは同時に、著作権者自身の予想しなかったメリットをもたらしている。
と煮え切らない態度は「米国への朝貢外交」を是とするはずの産経らしくもないので逆の意味で驚いた。とは言え、これに他紙がどう続くのかは現時点ではわからないが「問題提起」としての価値はストレートに評価したい。

法と経済学の迷走
【2006/10/14 08:04】 知的財産
 昨日の「疑似経済学」論文と同じ席で発表された別の論文。

 これはひどい。

特許制度における消尽理論について 〜民法における任意規定的理解〜(打越隆敏)

 ソニー・キヤノン・富士写真フイルムの3社が中古市場を蛇蝎の如く嫌っている地球に優しくないメーカーだと言うのは周知の通りだが、これで援護射撃をしたつもりなのか。しかもこれを書いているのが地方公務員と言うのがまた何とも。

2年前「著作権の法と経済学」(林紘一郎・編著)を初めて読んだ時は今後の知的財産制度設計では「法と経済学」が必ず生きるに違いないと確信に近い感情を抱いたものだが、やはり幻想に過ぎなかったのだろうか。

「疑似科学」ならぬ「疑似経済学」の跋扈
【2006/10/13 06:08】 著作権延長問題
 最初に言ってしまうと、これは「ゲーム脳の恐怖」に代表される「疑似科学」と同等ないしそれ以上に低劣な「疑似経済学」と言うべき代物である。先に断っておくと、当BLOGの筆者は文系につき数学や経済学に明るい訳ではないがそれでもここで挙げられているモデルが異常で到底「経済学的分析」と称するに値しない提灯分析であることは容易に理解した。

 今のうちに取り上げておかないとかつての三菱総研レポートと同じようにこの提灯分析が独り歩きを始める事態に陥りかねないので、文化庁が言い逃れ出来ないように早い段階で記録を残しておく必要があるだろう。

メディア・コンテンツの最適著作権期間:ガンダム・アプローチ(富士通総合研究所)

著作権保護期間を延長すると経済厚生が上がる?
はてブニュース見てたら例のガンダム著作権記事が出てた
(上記2つ、Inertial Inertia -慣性という名の惰性-)

PSE法、もう一山来るか
【2006/10/12 22:26】 官公庁・行政
 経産省がGK大臣の号令でまた「経年劣化した古物は危険」キャンペーンを張る危険性が高まっている……かも知れない。しかし、全世界で爆発炎上しているノートPC用電池に至っては古物であることとも経年劣化とも何の関係も無い訳で、古物商に製造事業者の届出をさせて感電事故のリスクを伴う絶縁耐力試験を義務付けるPSE法の滅茶苦茶な運用を権威付ける為の奇貨にすら成り得ない。確かに今年の3月、ギリギリの所で不法投棄の山を築く最悪の事態こそ回避されたものの無理を積み重ねた解釈の上に成り立っている「レンタル扱いで引き渡して無償譲渡」をこのまま続けることが法治国家として望ましくない以上、実情に即した形でのPSE法改正も「待った無し」ではなかろうか?

生活用品の安全法改正案、自民部会了承…来年にも施行(読売新聞・2006.10.12)

消費生活用製品安全法のページ(経済産業省)

「ローマの休日」は抗告取り下げ
【2006/10/11 07:15】 著作権延長問題
「ローマの休日」著作権訴訟 映画会社が抗告取り下げ(asahi.com・2006.10.10)
「ローマの休日」廉価版DVD訴訟、即時抗告取り下げ(読売新聞・2006.10.10)
米映画会社が取り下げ 格安DVDの著作権仮処分(東京新聞・2006.10.10)

 今後の戦術は色々と考えられるだろうが「シェーンでの全面敗訴を受けて知財高裁での本訴に一本化する」と言うのが素直な見方だろうか。

 USTRに泣き付いて、著作権延長に加えて遡及適用もやらせることも当然のように考えているだろうが、シェーン事件判決は相当に練り込まれているだけにUSTRの要求を全て充足させる為には、文化庁は相当なしわ寄せを覚悟しなければならないだろう。

Jeffersonの言葉
【2006/10/10 05:58】 知的財産
 melma! blog(閉鎖)を使っていた頃、憲法記念日に米国第3代大統領・Thomas Jefferson(1743 - 1826)の以下の言葉を紹介したことが有る。
If nature has made any one thing less susceptible than all others of exclusive property, it is the action of the thinking power called an idea, which an individual may exclusively possess as long as he keeps it to himself; but the moment it is divulged, it forces itself into the possessions of every one, and the receiver cannot dispossess himself of it.
Its peculiar character, too, is that no one possesses the less, because every other possesses the whole of it.

He who receives an idea from me, receives instruction himself without lessening mine; as he who lights histaper at mine, receives light without darkening me.
That ideas should freely spread from one to another over the globe, for the moral and mutual instruction of man, and improvement of his condition, seems to have been peculiarly and benevolently designed by nature, when she made them, like fire, expansible over all space, without lessening their density at any point, and like the air in which we breathe, move, and have our physical being, incapable of confinement or exclusive appropriation.
Inventions then cannot, in nature, bea subject of property.”

Thomas Jefferson
 自然が生み出したものの中で排他的な所有が許されないものがあるとすれば、それは人間の思考の所産であるアイディアであろう。アイディアは個人の頭脳の中におさまっている限りにおいては永久にその個人の内にとどまっているが、いったん口外した瞬間、それは万人による共有物となり、万人の中にも存在しつづける。また、アイディアはその性質上、部分的に所有されることはなくそのアイディア全体が所有されることになる。

 わたしからアイディアを受け取った人は、わたしが本来持っていたアイディアをいささかも減じることなく、アイディアを自分のものにすることができる。それは、あたかもわたしが持っている蝋燭の火を他人の蝋燭に移すのに、私の火をなくさないのと同じことである。
 アイディアは全世界の人々の間で自由に交換されるべきである。それは、人間が交換するアイディアが、自然から生まれた時に特別の慈悲のもとにそのように施されたからではないだろうか。アイディアは、勢いを弱めることなく果てしなく広がる火のようなものだ。

トーマス・ジェファーソン

【出典】

原文:WIRED・ON NEWSSTANDS NOW
日本語訳:江口聡「情報共有の倫理性―フリーソフトウェア運動を中心に(Ver0.1)

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大炎上の予感
【2006/10/09 06:37】 ゲーム
 昨日の早朝、自宅に電話が掛かって来たので何事かと思って受話器を取ると3月のPSE法緊急集会に来ていたレトロゲーム愛好者の人だった。

 その人曰く「ゲーム雑誌ではまるで取り上げられていないがPS3は本当にヤバイ。ゲームショウで来場者もメーカー関係者も口を揃えてPS3を酷評していたし、ゲームショウ終了後に近所のショップではPS3の予約キャンセルが相次いでいる」とのこと。しかも「バンダイナムコが出展していた鉄拳5がハードの熱暴走で停止しまくり」だとか「堀井雄二・すぎやまこういちの両氏は開発段階からあーだこーだと口を挟みまくるソニーに愛想を尽かしており、スクエニには『DQIXはWiiで出せ』と言うファンのメールが殺到している」だとか「(当初の価格設定でも1台売って約2万円の赤字と試算されていた)PS3の値下げは明らかに独禁法違反(不当廉売)。既にメーカーや小売店が公取委に申告の準備をしているらしい」だとか恐ろしげな話が次々に繰り出される。それとPSE法がどう関係有るのかと言うと「ゲームショウでの熱暴走ぶりを見る限りPS3で火傷、最悪の場合は発火事故が起きてしまうんじゃないかと本当に心配だ。しかも、経産省のトップがGK大臣になってしまったものだから重大事故が起きてもまともに回収命令が出されるかどうか疑わしい。下手をすると、経産省が(某社の会長あたりの悪知恵が入るなどの要因で)古物商に製造事業者届をさせると言う現在の滅茶苦茶な運用を強化して中古市場の抹殺に乗り出すんじゃないかと非常に危機感を抱いている。PS3で重大な事故が起きる前にPSE法の問題を決着させないと大変なことになってしまう」のだと言う。

 こんなことを書くとこのBLOGもGKの襲撃に遭ってコメント欄が炎上してしまうかも知れないので先に書いておくが、ゲームショウでPS3の試遊台が熱暴走で止まりまくっていたことは今回の電話の主以外にも複数人が証言しているし、ゲームショウ開催中にも俄には信じ難い熱暴走対策の写真が公開されて波紋を拡げたこともまた事実である。それを取り上げないゲーム雑誌(特にファミ通)の姿勢がどうだとかは今更言っても仕方の無いことかも知れないが「頼むから重大な事故が起きてしまう前にこの事実を広めて欲しい」と言う電話の主の意見には共感したので、ここで取り上げることにした。

立法経緯にまで踏み込んだシェーン事件一審判決の徹底性と説得力
【2006/10/08 00:02】 著作権延長問題
 久々に長文エントリ。

 一昨日の映画「シェーン」を巡る東京地裁判決は、判決全文を読むと改めてその奥深さがよくわかる。まずはこの判決を取り上げているBLOGより何点か意見を紹介。
[READ MORE...]
シェーンも2003年12月31日≠2004年1月1日
【2006/10/07 00:45】 著作権延長問題
格安DVD側に軍配、販売差し止め請求棄却 東京地裁(asahi.com・2006.10.6)

 これでますます海の向こうから「立法で墓場を掘り起こせ」の大合唱が盛んになることだろう。もっとも、この法廷闘争が世間の著作権延長問題に対する関心を高め、薄れさせない効果が有るのだとすればそれはそれで歓迎すべきことのような気もする。

判決文

その手があったか!!
【2006/10/06 00:13】 アーカイブ
 国立公文書館の存在をすっかり忘れていた。

 もちろん、公文書は著作権法第13条で言う「権利の目的とならない著作物」だからここに保管されている公文書と著作権延長の是非は直接の関係は無い。しかし、アーカイブの構築と言う観点から考えると公文書館と国会図書館は「公」と「私」の両輪、相通ずるものが有るのではないだろうか。

(1:05追記)10年後ぐらいから始まるビートルズの原盤権切れを前にEU域内で先走って隣接権延長をやってしまうのではないかと噂されているイギリスでThe British LibraryがDRMの弊害を訴えたそうである。

英国図書館、著作権法の改正を訴え−デジタルコンテンツ規定の盛り込みを要請
(CNET JAPAN・2006.9.26)

 また、記事中では最後に付随的な言及しかされていないが
 また同図書館は、著作権者の発見が困難な、いわゆる「孤児作品(Orphan Works)」の問題にも対処するよう求めた。

 「著作権者が発見できないため、保管されたままの文献が山ほどある」(Brindley氏)
と、やはり英国でもOrphan Worksは深刻な問題であることが吐露されている。Orphan Worksの問題を軽視しているのは、もはやハリウッドの権益しか頭に無いUSTRとその尻馬に乗るJASRACを始めとする日本国内の権利者諸団体、そしてUSTRの下請け機関に成り下がったと言っても過言では無い文化庁ぐらいのものだろう。

European Digital Libraryの足を引っ張るドイツ
【2006/10/05 20:03】 著作権延長問題
 国立国会図書館「Current Awareness Portal」が欧州デジタル図書館(European Digital Library)構想に著作権の壁が立ちはだかっている問題を取り上げている。

欧州デジタル図書館の著作権問題(2006.10.4)
この記事によると、目下の最大の課題は、資料をデジタル化する際の著作権の問題であり、このままでは1920年代以前に刊行されたパブリック・ドメインの資料が中心とならざるを得ないとしています。特に、1913年に設立されたドイツ国立図書館では、多くの資料が著作権存続期間内にあるため、苦慮しているとのことです。
「何が何でも著作権延長」「欧米並み」の行き着く先が輝ける道などではないことが、少しずつではあるが見えて来始めた。

しっかし、これだけ感情的で乱暴で粗雑な議論がまかり通るジャンルも珍しいような。
【2006/10/04 03:38】 著作権
 最初はK2さながらに感じていた著作権の壁と対峙してはや10年。最初は本当に徒手空拳の手探り状態だったのが、2年半前に著作権法が改悪されるパターンをほぼ解析してしまってからと言うもの、これほど感情的で乱暴で粗雑な議論が平然とまかり通る世界って他に存在するのだろうかと思えて来た。
 正論が普通に通るのならば難易度は低い。しかし、正論が剃刀1枚すら差し込む余地も無いほどに暴論が積み重ねられて断崖絶壁を作り上げ、不必要に初心者を拒み難易度を高くしているのがこの世界なのだ。
 それに気付いたからと言って一夜で革命を成し遂げられる訳でも無いが、とにかく何かせずには居られない。国益を振りかざす輩に国賊呼ばわりされるのは、もう慣れっこだ。

久々に日比谷図書館へ
【2006/10/03 18:32】 日記
 半年分ぐらいの法律雑誌をチェック。今年は通常国会で著作権法が提出されなかったことも有ってか目を引く記事は見当たらず。強いて言えば、岡本薫・政策研究大学院大学教授(元著作権課課長)が「月刊消費者」(2006年6月号)で書いていた「著作権の話」。正直、氏の主義主張には賛同しかねる部分が多いのだが締めの部分は「無知」を理由にいつまで経っても著作権法改悪と闘おうとしない消費者団体に檄を飛ばしていると解される点が興味深い。

「EUはドイツを基準にした」説は本当か?
【2006/10/02 00:38】 著作権延長問題
 メモ。「実はドイツとイタリアがプッチーニの著作権切れ直前に揉めたのが発端なんだよ」と言う話。後ろの方では、スペインが1987年に著作権を80年から70年に短縮した話も出ている。

Zombie and Once-Dead Works:Copyright Retroactivity After the E.C. Term Directive(Paul Geller)

訃報/米沢嘉博・コミックマーケット前代表
【2006/10/01 21:05】 お知らせ
マンガ評論家の米沢嘉博さん死去 コミケ代表長く務める(asahi.com)

 氏とは3年前の秋に一度、京都でお会いしたことがあります。結局、その時が最初で最後になってしまった訳ですが、その時に話した際は多角的な観点から物事を語れる人物であると言う印象を受けました。

 謹んでご冥福をお祈り申し上げます。




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